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なんとなく積立してる人向け、今の資産配分を可視化する方法

資産運用
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新NISAが始まってから、「とりあえず積立を設定した」という方が増えました。それ自体はよいことですが、半年、1年と経つうちに、自分が今どんな資産配分になっているか把握していない、というケースをよく見かけます。今日は、なんとなく積立を続けている状態から一歩進んで、今の資産配分を数字で可視化する方法をお話しします。

なぜ資産配分を把握する必要があるか

積立は「設定したら終わり」ではありません。複数の口座で積立をしていると、気づかないうちに特定の資産(たとえば米国株や特定の地域)に偏っていることがあります。偏り自体が悪いわけではありませんが、それが自分の意図した配分なのか、なんとなくそうなっているだけなのかを知っておくことは大切です。

可視化のステップ

ステップ1:保有しているすべての口座を洗い出す
新NISA、iDeCo、特定口座、以前から持っている投資信託など、資産運用に関わる口座をすべてリストアップします。証券会社が分かれている場合、この段階で見落としが起きやすいので注意が必要です。

ステップ2:それぞれの商品を資産クラスに分類する
それぞれの商品が「国内株式」「先進国株式」「新興国株式」「債券」「バランス型」「現金・預金」のどれに当たるかを分類します。投資信託の場合、目論見書や運用会社のウェブサイトで資産クラスの内訳を確認できます。

ステップ3:金額ベースで集計し、割合を出す
口数や評価額を資産クラスごとに合計し、全体に対する割合を計算します。証券会社によっては、複数口座をまとめて資産配分を表示してくれるツールを提供している場合もあるので、活用すると手間が省けます。

ステップ4:意図した配分と比較する
可視化した結果を、自分が本来目指していた配分と比べます。たとえば「株式7割・債券3割」を目指していたつもりが、実際には株式9割になっていた、というようなズレが見つかることがあります。

よくある偏りのパターン

可視化してみると、次のような偏りがよく見つかります。

  • 複数の投資信託を積み立てているつもりが、実は似たような値動きをする商品ばかりで、実質的に分散できていない
  • 話題になった商品を都度追加した結果、当初の方針とは違う配分になっている
  • 新NISAの成長投資枠だけを使い続け、つみたて投資枠を活用できていない

いずれも「悪い」というより、「気づかないまま進んでいた」というケースがほとんどです。可視化することで、初めて軌道修正のタイミングが分かります。

見直しの頻度

資産配分は、毎月細かくチェックする必要はありません。半年から1年に一度、あるいはライフイベント(転職、出産、パートを辞めるなど)があったタイミングで確認する程度で十分です。頻繁に見直しすぎると、短期的な値動きに反応して売買を繰り返してしまい、かえって非効率になることもあります。

まとめ

  • 積立を「設定したら終わり」にせず、定期的に資産配分を可視化することが大切
  • 口座の洗い出し→資産クラスへの分類→金額集計→意図した配分との比較、という4ステップで進められる
  • 可視化すると、似た値動きの商品ばかり選んでいた、といった偏りに気づくことがある
  • 見直しの頻度は半年〜1年に一度、またはライフイベントのタイミングで十分

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の投資助言ではありません。投資には元本割れのリスクが伴います。最終的な判断はご自身の責任で行ってください。

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