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資産運用のゴールがない人がハマる3つの失敗パターン

資産運用
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「とりあえず新NISAを始めた」「なんとなく投資信託を買っている」という状態自体は、悪いことではありません。ただ、ゴールを決めないまま運用を続けていると、いくつか共通した失敗パターンにハマりやすいと感じています。今日は、これまでの相談や自分自身の経験から見えてきた、3つの失敗パターンを整理します。

失敗パターン1:リターンだけを追いかけてしまう

ゴールがないと、判断基準が「増えるか減るか」だけになりがちです。その結果、話題になった商品や、直近のリターンが高い商品に次々と乗り換えてしまう、という行動につながりやすくなります。

本来、商品を選ぶ基準は「自分のゴールに対して適切なリスクとリターンか」であるべきですが、ゴールがないとこの基準そのものが存在しません。リターンの高さだけを追いかけると、値動きの大きい商品に偏りやすく、下落局面で大きな損失を抱えるリスクも高まります。

対策:何のために、いつまでに、いくら必要かを先に決めてから商品を選ぶ順番にする。

失敗パターン2:自分のリスク許容度と合っていない商品を選ぶ

ゴールが曖昧なまま、周囲がやっているからという理由で商品を選ぶと、自分の本来のリスク許容度とかけ離れた運用になっていることがあります。たとえば、5年以内に使う予定のお金を、値動きの大きい株式型の商品に入れてしまう、というようなミスマッチです。

ゴールが明確であれば、「いつ使うお金か」が定まるため、自然とその期間に見合ったリスクの商品を選びやすくなります。逆にゴールがないと、値下がりしたときにどう反応すればいいか分からず、慌てて売却してしまう、という行動にもつながります。

失敗パターン3:いつ・どうやって使うかが決まっていない

資産運用は「増やすこと」がゴールになりがちですが、実際には「増やしたお金をいつ、どう使うか」という出口の計画も同じくらい重要です。ゴールがないまま運用を続けていると、いざお金が必要になったタイミングで、どの資産から取り崩せばいいか分からず、結果的に不利なタイミングで売却してしまうことがあります。

たとえば、教育資金として使う予定のお金と、老後資金として長期で運用しているお金が同じ口座で混在していると、いざというときにどちらを取り崩すべきか判断に迷います。ゴールごとに口座や商品を分けておくことで、この迷いを減らせます。

ゴールを決めるとどう変わるか

この3つの失敗パターンに共通しているのは、「判断基準がないまま、なんとなく続けている」という状態です。ゴールを決めると、次のように判断基準が明確になります。

  • 商品を選ぶとき:このゴールに対して適切なリスクか
  • 値下がりしたとき:このゴールまでの期間はまだ十分にあるか
  • お金が必要になったとき:どの資産から取り崩す計画だったか

私自身、パートを辞めた後の「月10万円」というゴールを言語化してから、毎月分配型ファンドと新NISAの役割をはっきり分けられるようになりました。ゴールがあることで、値動きに一喜一憂する場面が減ったと感じています。

まとめ

  • ゴールがないと、リターンだけを追いかけて商品を乗り換えてしまいやすい
  • ゴールがないと、自分のリスク許容度と合わない商品を選びやすい
  • ゴールがないと、増やしたお金をいつ・どう使うかの出口計画が立てられない
  • ゴールを決めることで、商品選び・値下がり時の判断・取り崩しのタイミングすべてに基準ができる

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の投資助言ではありません。投資には元本割れのリスクが伴います。最終的な判断はご自身の責任で行ってください。

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